主に風邪をひいているときに、急に泣くほどの耳の痛みを訴えます。小さなお子さんに多いですが大人にも起きることがあります。院長も大人になってから（耳鼻科医になってから）かかったことがあります。

耳掃除のしすぎや耳に水が入ったときに起こります。耳を触ったり引っ張ったりすると痛みが強くなります。

中耳炎と名前についていますが痛みはほとんどありません。耳の奥、鼓膜の内側に水がたまり聞こえが悪くなります。子供に多く、小さなお子さんの場合は症状がないことも多い病気です。耳を触る、耳を気にするといったことで見つかることがあります。

耳垢が詰まって聞こえが悪くなります。水分の多い耳垢の方では、耳掃除をすることで耳垢を奥に押し込んでしまい急に聞こえが悪くなることがあります。

片側の耳の聞こえが急に悪くなります。めまいを伴うこともあり、程度によっては入院が必要になることもあります。

回転性めまい・耳鳴り・聞こえの悪さを繰り返す病気です。季節の変わり目や天気の悪い日（低気圧の日）に症状が強くなることがあります。

寝返り・起床・臥床・急に振り返る等で比較的短時間の回転性めまいが出ます。一旦良くなっても忘れたころにぶり返すことがあります。

国民病とも言われている花粉症は『スギ花粉』によるアレルギー性鼻炎のことです。スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサなどによる季節性アレルギー性鼻炎とハウスダストやダニによる通年性アレルギー性鼻炎があります。

主に風邪を引いた後に色のついた膿のような鼻水が出ます。おでこや頬部の痛み、歯の痛みを感じることがあります。

急性副鼻腔炎に続いて生じます。粘り気のある鼻水が続き、頭の重い感じや鼻水がのどにまわる感じ（後鼻漏）、痰がらみやのどの違和感が現れます。

のどの痛みとともに高熱が出ます。溶連菌という細菌が原因となることが多く、のどの両側に白い膿のようなもの（白苔）がつくことがあります。症状が重い場合は、点滴による治療を行います。

声をよく使う職業の方（学校の先生、電話応対、接客業等）にできることが多く、声がれが症状です。最初は良くなったり悪くなったりしているうちに、徐々に声が出なくなるようになります。

風邪の後から声が出なくなります。のどの痛みは軽いことが多いですが、咳・痰がらみを伴うことがあります。